劇場版「東京スカイツリー 世界一のひみつ」親子試写会、スカイツリーで開催!
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イベントでは、設計や建設に関わった日建設計の吉野繁氏、大林組の笹原大介氏、東武タワースカイツリー社の高梨博武氏、そして本作のメガホンをとった野上純一監督が登壇し、東京スカイツリーで関わった仕事について自己紹介。野上監督が、約4年間にわたる本作の撮影について「この映画は60分だけど、実際にはどれくらい撮影していたと思う?」と、子供たちに質問すると、「1時間!」と元気よく男の子が答え、会場は大きな笑いに包まれた。建設を担当した大林組の笹原氏は「一番怖かったことは何ですか?」と聞かれ、「高さと天気です。東京タワーの2倍の高さがあるので、恐怖感を克服するために、安全帯を色々なところにかけて作業しました。また、地上と上空では、10度の温度差があるため、天気が読めなかったことも不安でした」と答えた。
映画の途中には3月11日の東日本大震災の際の建設現場での様子も流れたが、「地震のときは、どこが一番危なかったのですか?」という質問には、「工事途中だったゲイン塔が建物から外れてしまうことです」と吉野氏。また、「どのくらいの地震まで耐えられるんですか?」という質問には、「マグニチュード8クラスまでは耐えられます。中規模クラスの地震であれば構造には全く問題なく、大規模な地震であったとしても絶対に倒壊しません」と設計者としての自信を覗かせた。
《RBB TODAY》
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