2012年のクライアント仮想化導入率は18.3%、金融分野は30%超える……IDC調べ
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この数値を2011年と比較すると、本格導入と試験導入を合算した導入率は7.6ポイント増加している。その一方で「関心なし」とするユーザー企業の割合が4割を超えており、2011年と比較しても増加していた。これにより、導入に進むユーザー企業と関心を示さないユーザー企業の2極化が進んでいることが判明した。
2011年の調査結果と比べると、すべての産業分野、従業員規模別で、導入率は増加。産業分野別では、1位が「金融」で本格導入と試験導入を合算した導入率は30%を超え、「情報サービス」「製造」「流通/小売/卸売」が続いた。従業員規模に比例して導入率は上昇し、特に10,000人以上の企業では本格導入だけで30%を超えた。
導入目的に関しては、2011年と2012年を比較すると上位3項目は変わらず、共に「運用管理の効率化」「セキュリティ対策」「システム可用性の向上」となっている。
《冨岡晶》
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