ウイルスや不正アクセスはIPAに届出・相談……7月のウイルス・不正アクセス状況[IPA]
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それによると、7月のウイルスの検出数は2万5487個で、6月の2万1990個から15.9%の増加を見せた。届出件数は877件で、6月の958件から8.5%の減少となった。検出数1位はW32/MyDoomで12,115個 、2位がW32/Netskyで4,372個、3位がW32/Mytobで2,750個となった。
不正アクセス届出は19件であり、そのうち18件で被害が発生した。7月のウイルス・不正アクセス関連相談総件数は921件。そのうち「ワンクリック請求」に関連する相談が216件(6月:319件)、「偽セキュリティソフト」に関連する相談が23件(6月:10件)、「Winny」に関連する相談が4件(6月:3件)などとなった。
またIPAでは今月の呼びかけ「コンピュータウイルスや不正アクセスの届出にご協力ください!~セキュリティに関する相談も受け付けています~」として、届出の方法、相談のコツなどを公開している。IPAでは、コンピュータウイルスに関する届出、不正アクセスに関する届出、脆弱性関連情報の届出、そしてコンピュータウイルスと不正アクセスに関する相談を受け付けるとしている。とくに「情報セキュリティ安心相談窓口」(電話:03-5978-7509、平日10~12時・13時半~17時)で技術的な相談を受け付けており、相談内容に応じて現在の状態の説明や、復旧方法、今後の防止策などを案内するとしている。
《冨岡晶》
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