【ロンドンオリンピック】フェンシング男子フルーレ団体銀メダル……残り1秒で同点、延長逆転の準決勝をダイジェストで
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ロンドンでは個人競技でメダルの取れなかった男子フェンシング。その雪辱を晴らすような団体戦だった。まずは準々決勝でランキング2位で強豪の中国と対戦。序盤からリードを保ち、45-30で破った。
続く準決勝ではドイツと対戦。序盤からリードするも終盤に逆転され、最後の太田雄貴が残り1秒で追いつく。40-40で迎えた延長戦(1ポイント先取で勝利)で太田がポイントを上げて劇的な勝利を飾った。延長戦途中もビデオ判定でドイツ選手のポイントが取り消されるなど、まさにドラマチックな展開の末の決勝進出だった。
決勝でも日本は王者イタリアに健闘、中盤には一時リードする場面もあった。しかし終盤に向かうにつれ僅差とはいえリードを保たれ、最後は39-45で敗れた。日本の団体のメダルは初、個人を含めても前回北京オリンピックの太田雄貴の銀メダル以来、2つ目のメダルとなった。
このフェンシングに関して、テレビで生中継された準決勝ドイツ戦あたりからTwitterで数多くツイートされた。とくに準決勝終盤、残り1秒で追いつき、延長で勝利したときにはピークを迎え、「フェンシング」「太田」などのキーワードがトレンドに入った。また、あまり見慣れない競技であることからルールに関する疑問も多くつぶやかれ、とくに「攻撃権」に関する質問や「攻撃権の移行が見極められない」といったツイートも多かった。ダイジェスト映像を観ても、この「攻撃権」の見極めは素人には難しい。
《関口賢》
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