ソニー、同軸ケーブル1本で扱える初のHD&SDハイブリッドネットカメラ「IPELA HYBRID」発表
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「IPELA HYBRID」シリーズでは、SLOC(Security Link over Coax)」技術を採用したICチップが搭載されており、これにより一本の同軸ケーブル上へのデジタルHD映像とアナログSD映像の同時伝送を実現した。多くの場合、アナログカメラが設置されている場所では同軸ケーブルを使ったインフラが敷設されており、既存インフラ環境をそのまま活用できることから、HDネットワークカメラへの移行を進める場合でも、コストを大幅に抑制できるという。同軸ケーブル上を伝送された映像信号は、レシーバーにより、アナログ映像信号とIPによる映像信号に分離される。なお、「IPELA(イペラ)」は『IP接続』と『リアルで美しい(BELLA)画質』という言葉を組み合わせた造語だ。
今回、ハイブリッドカメラ4機種と専用の4チャンネルレシーバー1機種が、9月20日に発売される。具体的なラインアップは、CSマウント対応のスタンダードなボックス型カメラ「SNC-ZB550」、天井埋め込みが可能で目立ちにくいドーム型カメラ「SNC-ZM550」、光学28倍ズームを搭載した340度旋回型カメラ「SNC-ZP550」、同じく光学28倍ズームを搭載した360度エンドレス旋回型カメラ「SNC-ZR550」、イペラハイブリッドシリーズ専用4チャンネルレシーバー「SNCA-ZX104」の5製品。
カメラはいずれも、720pのHD映像を30フレーム/秒で出力可能。同軸ではなくLANモードに設定することにより、レシーバーを使わずに一般的なネットワークカメラとしても使用できる。その場合は、イーサネット上にはIPによる映像信号を、同軸ケーブル上にはアナログ映像信号をそれぞれ送信可能。
《冨岡晶》
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