選手たちや実況アナも大爆笑! マリナーズ川崎の“芸術的”なフェイクスチール
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「8番・遊撃」で先発出場した川崎。この日の成績は3打数無安打と振るわなかったが、“走塁”で魅せた。2回2死に第一打席を迎えた川崎は四球を選んで出塁。この場面で、“芸術的”とも言えるフェイクスチールを見せたのだ。
打席に入ったチョーン・フィギンズ選手への第1球目、川崎は投球と同時に2塁へ走る素振りを見せた。その行為自体は特に珍しくもないフェイクスチールだが、そのフェイクの仕草が独特で、その場で足を小刻みに上げて“駆け足”をしているように見せる、ややトリッキーなジェスチャーだった。
この川崎の仕草が“ツボ”に入ったのか、まず実況アナウンサーが「ハハハ、カワサキ~」と大爆笑。実況ばかりでなく、その後にベンチのチームメイトが笑っている姿も画面に映し出された。この川崎のフェイクが功を奏したのか、制球を乱したピッチャーがフィギンズに四球を与え、川崎は2塁に進塁。すると、2塁ベース上で待ち構えていたヤンキースのジーター選手が笑顔で何やら話しかけ、グローブで川崎の胸元をポンっ、と叩く姿も見られた。
このフェイクスチールのシーンは、試合中に何度かリプレイされたが、さらに2塁進塁後も、華麗、というよりもややユニークな印象を受けるバックステップを披露する姿が映し出されるなど、この日は川崎の一風変わったプレーにニューヨークの野球ファンたちの注目が集まっていた。
このシーンを収録した動画は現在、MLB公式サイトで公開中だ。
《花》
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