小学館、全社員に「kobo Touch」を配布
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昨今、電子書籍の普及に伴い、読書環境が変わり、読者のニーズも多様化している。小学館は、電子書籍と紙の本が生み出す相乗効果を生かし、新たな出版文化の誕生を目指す。紙の本で復刊出来なかった名著や懐かしいタイトルがデジタルで蘇る。新たな才能が世の中に出てくるかもしれない---。
「kobo Touch」の配布は、社員が新しい読書環境への理解を深め、出版人としてのスキルを向上させることが目的だ。小学館では、社員が新しい読書メディアに親しみ、新しい時代に向けて出版には何が出来るのかを展望しながら、人々の読書生活が、より豊かになる試みに挑戦していきたいと考える。
配布に際して小学館は、「kobo Touch」の利活用を高める工夫を施した。配布された「kobo Touch」には、90周年のロゴが刻印された特製のカバーが備わるとともに、同社発行のヒット作『のぼうの城 上巻』『のぼうの城 下巻』『神様のカルテ』の3作品がプリインストールされている。さらに、具体的なタイトルは未定だが、年末まで毎月、さまざまジャンルから自社タイトルを追加インストールできるように準備中だ。
《高木啓》
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