『ブラックジャックによろしく』、二次利用の自由化
エンタメ
その他
注目記事

佐藤によると「二次利用の自由化」とは、商用・非商用の区別なく、作品を複製し公衆送信し、また、どのような翻案や二次利用(外国語版、パロディ、アニメ化、音声化、小説化、映画化、商品化など)を行なうことも認めることを指す。
「原画データを使用して、日本国内に限らず世界各国で書籍を発行しても構いません。アプリ化してデータを販売することも、アニメ化、映画化、テレビドラマ化を行ない商業作品として上映することも、関連グッズを制作して販売することも、同人で二次創作を行なうことも、あらゆる作品の二次利用をどなたにでも認めます」(佐藤公式サイト)。
これらの作品の利用について、佐藤と事務所の有限会社佐藤漫画製作所は著作権を行使しないという。事前連絡は不要。ロイヤリティ他、報酬は要求しない。「ご自由に作品をお使いいただければ嬉しいです」。二次利用に関する規約は9月15日に発表される。
二次利用の自由化を記念して『ブラックジャックによろしく』原画展が、9月20日から10月2日まで、pixiv Zingaro(東京・中野)で開催される。会場にはコピー機を置き、自由に原画データを複製できるようにする予定。
《高木啓》
特集
この記事の写真
/