4人にひとりはスマホユーザーに……モビレンズ調査
IT・デジタル
スマートフォン
注目記事

この調査は携帯電話契約者5000人以上を対象にした毎月頻度の調査。それによると、携帯電話端末メーカー別のシェアはシャープがトップ。スマートフォンのプラットフォームのシェアはGoogleのアンドロイドOSがで過半数を占め、その後にアップルが続く。
スマートフォン/非スマートフォン双方を含めた13歳以上の携帯電話利用者数(複数の携帯電話利用の重複者排除)は約1億0270万人だった。全携帯電話利用者の23.5%にあたる2400万人以上がスマートフォンを利用しており、2011年の年末に比べて43%増加している。
モバイルユーザーの行動調査によると、端末で写真を撮ったことがあるユーザーは6276万人で、全携帯電話利用者の61.1%にあたる。また、ブラウザ使用(50.8%)よりもアプリを使用する傾向にあり(54.7%)、46.9%のユーザーは他の端末にテキストメッセージを送信している。3人に1人は天気情報にアクセスしており、29.9%のユーザーは端末で検索を行っている。
今回の調査の結果を受け、コムスコア・ジャパン代表取締役社長の西谷大蔵は次のように述べる。「日本でスマートフォンの普及が拡大しているのは議論の余地がない。ただ、スマートフォン先進国の英国やスペイン(ともに携帯電話ユーザーのうち50%超がスマートフォン)と比べると、日本はようやく半分弱だ。今後どのようなペースで伸張していくのかを見極めるためにも最新データを定点観測する重要性がある」。
なお、調査はユーザーがメインで使用している携帯電話端末について調査したデータであり、サブ機(2台目、3台目など)として利用している端末は上記の数値には含まれていない。
《高木啓》
特集
この記事の写真
/