飛行機の離着陸時のゲーム・スマホ利用は本当に問題か?
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現在の米連邦航空局の規定では離着陸時にはボイスレコーダー、補聴器、ペースメーカー、電子カミソリ以外の電子機器の利用を禁止すると定められ、その理由としては電子機器が発信する電波が航空機の各種計器に干渉するのを防ぐことや、安全についての空港会社からの説明に集中してもらうためとされています。
しかしながらこの説明に疑問を呈する人も少なくありません。New York Postによれば、米連邦航空局は現実的にはアナウンスに従わない(あるいは忘れてしまう)乗客は確実に存在していると述べており、このことによる事故は確認されていないと報じています。通信会社らで作る業界団体CTIAで法律顧問を務めるMichael Altschul氏は「航空機での使用に割り当てられている電波の周波数は商用利用されているものとは別であるし、航空機内の配線や器具は市販のワイヤレス機器からの干渉を防ぐ処置が行われています」とコメントしています。
委員会ではパブリックコメントも募集し議論を行うとしていて、早ければ来年3月には結論を出したいとしています。
ゲーム機やスマホを飛行機の離着陸時に使用しても問題はない? 米連邦航空局が再検討へ
《土本学@INSIDE》
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