小中高ともに公立校の減少傾向止まらず……文科省「学校基本調査2012」
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同調査は、学校に関する基本的事項を明らかにすることを目的として、1948年度より毎年実施している。2012年5月1日時点の幼稚園、小中高校、大学、専門学校などの各種学校と市町村教育委員会を対象に、学校数や在学者数、卒業後の進路状況について調査した。
小学校の学校数は、21,460校で前年度より261校減少している。設置者別に見ると、国立は74校で同数、公立は21,166校で265校減少、私立は220校で4校増加している。
中学校の数は、10,699校で前年度より52校減少している。設置者別に見ると、国立は73校で同数、公立は9,860校で55校減少、私立は766校で3校増加、中高一貫校は480校で13校増加している。
高校の学校数は5,022校で前年度より38校減少している。設置者別に見ると、国立の学校数は15校で同数、公立は3,688校で36校減少、私立は1,319校で2校減少、中高一貫校は391校で19校増加している。
2002年度より、小中学校ともに公立が減少の一途をたどる一方、私立が増加の一途をたどっている。高校は、公立が減少傾向にあるが、私立は横ばい、中高一貫校が増加傾向にある。
公立の小中高校数は減少傾向、私立の小中学校と中高一貫校は増加…学校基本調査2012
《工藤 めぐみ》
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