【電子黒板】シャープ…画質と自然なインターフェイスが特長
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シャープ製電子黒板のデモは、画質の良さを強調するため、日本文教出版の「見る美術」というデジタル教科書を使ったものだった。「見る美術」は収録されているデータが50万画素と非常に高精細なので、ディスプレイのベンチマークとしてもハードルは高いものだ。70型のディスプレイに名画や彫刻などを表示させ、細部の拡大でもジャギーやノイズがでることはなかった。
シャープシステムプロダクト パートナー企画推進部の横塚麻里氏は、「タブレット連携や黒板消し機能も特徴的」だと言う。タブレット連携は、シャープのAndroid端末とのセットでデモしていたが、電子黒板から問題の配信、解答の受信、比較のための分割表示などが可能だ。
シャープの電子黒板は、タッチペンで書いたものを手や付属の黒板消し(ホワイトボードの黒板消しのような部品)で消すことが可能である。黒板消し機能は、ちょっとした工夫なのだが、自然な使用感が便利だ。黒板とチョークによる板書と同様に、書き損じを手で消して書き直すことができるのも、現場の先生には歓迎されるのではないだろうか。
《中尾 真二》
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