松嶋菜々子と妻夫木聡、印象と違うか同じか……グリコCM

　江崎グリコは、ナッツチョコレート『アーモンドピーク』のイメージキャラクターに松嶋菜々子、妻夫木聡を起用し、新TV-CM「オリエン」篇を11日から、「プランニング」篇を16日から、順次全国でオンエア開始する。

　2012年オトナグリコ「アーモンドピーク」のイメージキャラクターには、松嶋と妻夫木聡が起用された。幅広い分野で活躍中の2人だが、ドラマ、映画を通じて、本CMが初共演になるそうだ。2人が演じるのは、ライバル広告会社に所属するクリエイティブディレクターという役どころ。

　ともに広告業界では名の知れた人物でありながら、性格から言動、考え方に至るまで、真っ向から対立する2人の人間模様を軸に、本格ドラマ仕立ての重厚な世界観を、コメディタッチで描いた。

　クリエイティブディレクターという役柄について、「内容は少しデフォルメされていると思いますが、大変なお仕事だなと感じました」（松嶋）、「僕たち俳優は決まったものを提示されて、それをどう演じるのかをいつも考えますが、その裏側にはこんな熱いバトルがあったんですね」（妻夫木）と語っていた2人。それぞれキャラクターになりきり、楽しみながら撮影に臨んでいたという。

　初共演となる松嶋と妻夫木に、お互いの印象を訊ねたところ、「最近のドラマで演じられた役のイメージが強烈で、冷たい人だったらどうしようって、ドキドキしながら現場に来ました。実際はとても優しい方で、笑顔も素敵でした」と答えた妻夫木さん。それに対して、松嶋さんは「私も同じように、最近よく目にする車のCMの印象が強くて。イメージ通りの優しい方でした（笑）」と語った。