アマゾン、「Kindle Fire HD」を発表……LTE対応モデルも登場
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ネーミングの由来にもなっているディスプレイは7インチと8.9インチの2つのサイズが用意される。解像度は7インチが1280×800、8.9インチが1920×1200。どちらもIPS液晶に偏光フィルターを組み合わせることで高画質や、広い視野角を実現している。従来の「Kindle Fire」は7インチで1020×600だった。
プロセッサは8.9インチモデルがOMAP 4470 (1.5GHzデュアルコア)、7インチモデルがOMAP 4460 (1.2GHzデュアルコア)。Wi-Fi機能も強化されており、MIMOをサポートするデュアルアンテナを内蔵する。アマゾンではコンテンツのダウンロードが競合するライバルよりも40%高速だとしている。8.9インチモデルにはWi-Fiモデルに加えて、4G LTE+Wi-Fiモデルも用意された。
ハードウエアの特徴としては、ほかにフロントカメラ、ドルビーサラウンドスピーカー、HDMI端子、Bluetoothの採用などがある。ストレージは16GBと32GBの2種類で、4G LTE+Wi-Fiモデルのみ32GBと64GB。価格は7インチの16GBが199ドル、32GBが249ドル。8.9インチWi-Fiモデルの16GBが299ドル、32GBが369ドル。8.9インチ4G LTE+Wi-Fiモデルの32GBが499ドル、64GBが599ドル。
なお、従来モデルの「Kindle Fire」はプロセッサのアップグレード、メモリの増量などスペックをアップしながら価格を199ドルから159ドルに引き下げて販売を継続する。さらにその他のKindleのラインナップもほとんどのモデルがスペックのアップグレード、価格の引き下げなどの変更を受ける。
《山田 正昭》
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