【トレンド】安心して買えるビンテージワイン……伊勢丹がECで拡販を狙う
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ビンテージワインは、生活スタイルの中で、ワインを年号で楽しめるシーンを創出する。伊勢丹新宿店が13日よりECで手がける「2012年秋のワイン通信販売」を含むワインサイトでは、これまでのワイン通販の主力製品であったセット商品だけにとどまらず、ビンテージワインも扱う。
セット商品は、地域やビンテージでの飲み比べを楽しめる5本から12本のワインセットとなっていて、9000円台から3万円ていど。ビンテージワインの金額は「1万円以下のものから。年号は店頭では1900年から2000年までを準備していますが、ECでは、1970年から2000年までの30年をオーダーできるようにしています」(伊勢丹新宿店グランドカーヴバイヤーの林真嗣氏)
ビンテージワインは、昇進や還暦、誕生日などの人生の節目において、生まれた年や入社した年のワインを選んだり、結婚したときに新郎新婦の誕生年のワインを両親に贈るといった選び方をされる。実際、伊勢丹の店頭では、1980年台のものがよく売れるということからも、結婚や出産といったイベントにワインを利用する姿が想像できる。
「収穫年によって価格は異なりますが、ビンテージワインは1万円以下ぐらいからそろっています。まずは収穫年と価格を見て、これはというビンテージワインを選ばれてはいかがでしょうか。ビンテージワインにお詳しい方は、収穫年と銘柄を組み合わせたり、収穫年と品種や地域を組み合わせて、ご利用のシーンにあったビンテージワインを選んでいただきたいです」(林氏)
百貨店のECらしく、飲み方や保管方法を解説したメモも同梱されるので、品質だけではなく、安心してビンテージワインを楽しめる。伊勢丹のワインの売り上げはすでに前年比140%を記録しているという。ビンテージワインの積極販売がブームを加速するか。
《高木啓》
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