国生さゆり、被災地での“最悪な旅番組”収録を謝罪……「不手際たくさんあってごめんなさい」 | RBB TODAY

国生さゆり、被災地での“最悪な旅番組”収録を謝罪……「不手際たくさんあってごめんなさい」

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 女優の国生さゆりが、旅番組のロケのため訪れた被災地で数々の不手際があったとして、番組収録に協力してくれた人々に公式ブログを通じて17日に謝罪している。

 国生は「悔しい…」と題した17日付けのエントリーで、「はじめてに近いくらいの最悪の旅番組の収録がおわったーーー。疲れきってしまった」と、自身が出演する番組の収録で一騒動があったことを告白した。

 番組名など詳細は明かしていないが、番組収録が行われたのは宮城県東松島市の大曲浜地区など、東日本大震災で被害を受けた三陸の各地。番組では被災地の人々にインタビューをしたり近隣の海苔漁師宅を訪ねるなどといった内容があらかじめ決まっていたようだが、そうした予定を急きょ変更することが重なったという。そして「6メートルの津波に襲われ250人の方たちが亡くなり、いまだ、当時のままの家屋が残された廃墟に倒壊した鳥居が無惨に転がっている場所」など、予定していなかった場所でロケが行われることになったが、震災の傷跡を生々しく残す景色に、国生は「突然のことに怖くて、息苦しさを感じて、正直に言います、この場所は無理です。先ほどから悪寒と鳥肌が立ってます、とカメラのまえでごめんなさいしてしまった」と、撮影をキャンセルしたことを明かした。

 こうした予定の急きょ変更により、当初予定していた訪問先をキャンセルしたりするなどの不手際が相次ぎ、国生は「震災にあわれた方たちの今を皆さんに知って頂きたくてお邪魔したのに、反対に振り回してしまっているのではないか」と疑問を感じたという。さらに、取材方法についても「打合せにないのに、お願いしていないのにお昼ご飯出してもらえますか?といきなり取材先の人に言ったり、さんまの加工風景を撮りたいと言って、聞いていませんけどと工場の方を困惑させ、明後日また来るのでその時にお願いします。と言ってみたり」といったことが行われたことに言及し、「どこの被災地の方々も『忘れないで』『風化させたくない』のお気持ちで取材に協力を惜しまず時間をさいてくださる。そのお気持ちにオンブに抱っこを繰り返すことはどうなんだろう?」と疑問を呈した。

 国生は最後に「今回の撮影にご協力頂きました三陸のみなさま、ありがとうございました。そして不手際がたくさんあってごめんなさい」と謝罪して結んでいる。

《花》

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