今回が日本初披露となる「mRobo」は、ポータブルスピーカーでありながら人型に変形するダンスロボットで、音楽に合わせて様々な踊りを披露できる。1月に米国ラスベガスで開催されたCES2012でも試作品が披露され、注目を集めたが、今回、ユーザーが作成した振付を踊ることができるなど新機能を追加しての日本上陸となった。
同社のブースで開催されたお披露目イベントでは、まずスピーカー形態の「mRobo」が登場。そこから、トランスフォーマーさながらに人型へ変形すると、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」などに合わせて軽快なダンスを披露した。
「mRobo」のサイズは、スピーカー形態時が約210×120×245mm、人型時が約640×120×600mm、重さは約2.5kg。USB 2.0やBluetooth、3.5mmのAudioケーブルでPCや音楽プレイヤーなどと接続し、付属のリモコンで操作する。バッテリーは、1500mAhのリチャージャブルリチウムポリマーバッテリーを搭載し、スピーカーモードでは6時間、ダンスモードでは2時間の連続使用が可能。専用のソフトウェアを使用すれば、TOSYのオンラインストアからのモーションファイルのダウンロードや、モーションファイルの作成・編集などができるという。日本では2013年夏ごろの発売を予定している。
ブースではそのほか、似顔絵書きロボット「SketRobo」や、音楽のビートを感じて踊る「DiscoRobo」など、日本未発売のロボットたちが展示され、デモを見ることが可能だ。