マリオの声はシェークスピアからのインスピレーション
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日本のメディアにはほとんど露出がないため、Charles Martinet氏が誰なのかを知る人は少ないかもしれません。しかし、実は彼の正体はニンテンドウ64時代からマリオの声を担当している「マリオの中の人」なのです。
Martinet氏がオーディションで「ブルックリンに住むイタリア人の配管工」を演じるようにと言われたとき、最初にイメージしたのは粗暴なしわがれ声で、まさしくステレオタイプなイタリア系アメリカ人でした。しかしその時、かつて氏が「じゃじゃ馬馴らし」の中で演じたペトルーキオが突然脳裏に浮かびました。つまりマンマ・ミーア!で気さくで陽気なタイプの人物です。そしてそれを演じることにより、Martinet氏はマリオの声を演じるチャンスを見事勝ち取ることになったのでした。
いまではすっかりマリオの声として有名になったMartinet氏ですが、ある日ロンドンで出会った若者に、「"バックス・バニー"のメル・ブランクは父親の世代を代表する声でした、しかしあなたは私の世代の声なのです」と言われたことがあるそうです。彼はそれをとても名誉なことだと感じていると語っています。
マリオの声はシェークスピアからのインスピレーション ― マリオの中の人が語る
《nat@INSIDE》
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