iPhone 5の購入意向、「au」48%に対し「ソフトバンク」39%……「未定」12.2%存在が鍵か
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まず「iPhone 5を購入したいか」を聞いたところ、「購入した」「購入したい」と答えた人は33.7%、「購入したくない」と答えた人は36.9%とほぼ同数の回答となった。ただし、27.6%が「どちらでもない」と回答しており、“まだ検討段階”だという人が多いと言える。
つづいて、iPhone 5がauとソフトバンクの2社から発売されていることから、「どちらのiPhone 5を購入したいか」と聞いたところ、購入意向者の約半数となる48.4%が「au iPhone 5を購入したい」と回答。ソフトバンクは39.5%と、やや水をあけられた形だ。ただし12.2%が「まだ決めていない」としており、この層をどう取り込むかが、今後の鍵と言えそうだ。
MNPでも、ドコモからの移行者はほぼ拮抗している。ただしauユーザーは、auのiPhone 5への移行が大半だが、ソフトバンクユーザーは、2割近くがauのiPhone 5に流れる傾向が見られた。
次に、キャリア選択の理由として、auを選んだ人は、「通信エリアが広い・つながりやすい」(21.5%。この設問は購入意向者ベース)と通信面についての評価が高かった。ソフトバンクを選んだ人は、「月々の料金プランが魅力的」(27.1%)と金額面での評価が高かった。
料金については、「同じ通信会社の利用者同士の通話料無料」でソフトバンクが優位(au:1.2%、ソフトバンク:7.5%)、「固定回線とセットでお得な割引があるから」(au:7.4%、ソフトバンク:0.8%)でauが優位となっており、各キャリアの特長がともに評価される形となった。
最後に「従来のiPhoneに比べて、iPhone 5の新しい特長で魅力に感じるもの」について聞いたところ、「さらに薄くなったこと」(41.5%)、「画面サイズが大きくなったこと」(38.2%)、「処理速度が速くなり、動作がより速くなったこと」(35.9%)のポイントが高く、iPhone 5で改善された変更点は、消費者に訴えかけるものとなっているようだ。
《冨岡晶》
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