【CEATEC 2012 Vol.50】尖閣・竹島の影響は……?
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10月2〜6日の5日間、千葉・幕張メッセにて開催されている「CEATEC JAPAN 2012」は、通信・情報・映像分野における日本、アジア最大規模の情報発信・交流の場だ。海外は19の国と地域から参加事業者があるが、中国の企業で開幕直前に出展を取りやめたところが複数ある。
撤退した事業者が理由を明言したわけではないが、尖閣諸島をめぐる日中間の関係悪化が背景にあるのは容易に想像できる。しかし単純に“反日&撤退”ということでもないようだ。
CEATEC関係者によると「中国の企業は、政治は政治、経済は経済と分けて、経済は発展させたいと考えています。今回も中国から32社が出展しています。ただ政府に近い企業は当局の姿勢に同調しなければならないようですね」と観測する。同様に摩擦のある台湾や韓国の企業からは、直前の出展取りやめはない。
撤退した事業者が理由を明言したわけではないが、尖閣諸島をめぐる日中間の関係悪化が背景にあるのは容易に想像できる。しかし単純に“反日&撤退”ということでもないようだ。
CEATEC関係者によると「中国の企業は、政治は政治、経済は経済と分けて、経済は発展させたいと考えています。今回も中国から32社が出展しています。ただ政府に近い企業は当局の姿勢に同調しなければならないようですね」と観測する。同様に摩擦のある台湾や韓国の企業からは、直前の出展取りやめはない。
《高木啓》
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