富士通、クラウドサービス「データ活用基盤サービス」を刷新
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![「データ活用基盤サービス」(スタンダード/プレミアム)](/imgs/p/hDN4m_UJPEFczM0wl2KIHdtO9kFAQ0P9REdG/227059.jpg?vmode=default)
「データ活用基盤サービス」は、大量のデータを収集、蓄積し、データ分析や将来予測を行う基盤を、初期投資を抑え、利用状況に応じてリソース変更が可能なクラウドサービスとして提供するもの。「スタンダード」と「プレミアム」の選択が可能で、いずれも基本サービスとオプションサービスで構成され、オプションサービスを組み合わせることで、データ活用のパターンに応じた個別のシステムを構築できる。
「データ活用基盤サービス(スタンダード)」は、新規のシステム検証のトライアル利用やスモールスタートでコストを抑えたい小規模システム向けに、「データ活用基盤サービス(プレミアム)」は、本格的にビッグデータ活用に取り組む大規模システム向けに提供する。「スタンダード」では1システム、「プレミアム」では複数システムを構築可能。
「スタンダード」は、仮想環境上のCPUやディスクといったハードウェアとそのハードウェア上でビッグデータを処理するためのソフトウェアなど利用できるICTリソースに制限を設けており、「プレミアム」は「スタンダード」の約10倍の拡張性を確保可能となっている。
サービスは、専用のサービスポータルから申請することで、ビッグデータ処理に必要なハードウェアとソフトウェアをスピーディーに構築できる。またアプリケーションの登録やジョブの作成といった設定作業を直感的に操作可能。価格は、データ活用基盤サービス(スタンダード)が月額32万円から、データ活用基盤サービス(プレミアム)が月額290万円から。価格は従量課金で変動する。
《冨岡晶》
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