転職理由、2008年以来初めて「他にやりたい仕事がある」が1位に……デューダ調べ
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それによると、2012年上半期の転職理由は、「他にやりたい仕事がある」(12.7%)が1位となり、2008年の調査開始以来つねに1位だった「会社の将来性が不安」を初めて上回った。2位は「会社の将来性が不安」(12.5%)、3位は「給与に不満がある」(7.6%)となっている。
2008年から半期ごとの転職理由の推移をみると、リーマン・ショックを機に急増した「会社の将来性が不安」だったが、2009年上半期をピークに減少し、今調査ではようやくリーマン・ショック以前(2008年上半期:12.6%)の水準に戻ったとのこと。
なお各業種の転職理由をみると、「IT/通信/インターネット」は他の業種に比べ「専門知識・技術を習得したい」が3位、「市場価値を上げたい」が6位など、スキルアップを希望して転職する傾向が強かった。「メーカー」は、「会社の将来性が不安」が1位となり、回答率も16.0%と他業種を大きく上回った。各職種の転職理由をみると、「営業系」は「給与に不満がある」や「会社の評価方法に不満がある」の回答率が平均より高く、年収アップを目指して転職する人が多かった。また、全職種のなかで唯一「残業が多い/休日が少ない」が1位の「建築/土木系技術職」は、工期内の完成を目指すために、繁忙期は残業が多くなると推察されている。
《冨岡晶》
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