【Japan IT Week 秋 Vol.1】業務アプリのコンビニ「kintoneアプリストア」
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「kintoneアプリストア」は、業務アプリのコンビニと銘打たれ、さまざまなアプリが24時間取り放題というクラウド型のアプリ配信プラットフォーム。「kintone」の画面の中から、多種多様な業務アプリが手に入るというのは、どのような意味を持つのだろうか。
すでにスマートフォンなどを業務に利用しているなら、仕事に便利なアプリをApp Storeやその他マーケットなどから購入・ダウンロードして活用するスタイルは一般的になってきている。その延長として、グループウェアの中で、必要な便利ツールやアプリが入手できることになり、購入・ダウンロードの選択肢が増えることになる。また、業務アプリに特化しているため、膨大な登録数のアプリマーケットで探すよりも、必要なアプリを絞り込みやすくなるメリットもある。
アプリを提供する側にとっては、一般的なアプリマーケットはゲームや生活に関するものがほとんどで、業務アプリにとって必ずしも効果的な販売チャネルとはいえない。そういった面で、ターゲットを絞った顧客にリーチしやすいメリットがある。現状では、サイボウズ側が用意したアプリのみとなるが、パートナー企業などサードパーティが開発したアプリも販売可能になるという。購入者とのやりとりもSNS風のコメント機能が備わっている。
クラウド版の「メールワイズ」最大の特徴は低価格であることだそうだ。1ユーザー500円で2ユーザーから契約可能、つまり月額1000円でパッケージ版と同じメールワイズをすぐに利用することができる。パッケージ版が5ユーザーで30万円近い金額だったことを考えるとまさに破格ということになる。しかもクラウド版には、パッケージ版ではトラフィック負荷の問題から実装していなかった、自動返信、自動転送機能が追加されている。ブースの説明員によれば、クラウド版のメールワイズの売り上げは順調で、パッケージ版1月分の販売件数を1日で達成している状況とのことだ。
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