【Japan IT Week 秋 Vol.4】ログサーバ不要なログ管理ツール……網屋「Smash」
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これらの問題にすべて対応できるわけではないが、なんらかのサイバー攻撃を受けた場合、事後処理で重要となるのはログである。ログが正しく保存されていれば、濡れ衣を着せられることや、被害の正確な規模や範囲がわからず市場の信頼を損なうことも避けられる可能性がある。網屋のブースでは、そんな市場を反映してか、安価なログ管理ツールの新製品が参考展示されていた。
「Smash」と呼ばれる新しいツールは、専用のログサーバを必要とせず、一般的なサーバにインストールできるログ管理ツールだ。網屋にはALogシリーズというログ管理ソリューションがそろっているが、「Smash」はユーザーからの要望に応える形で、安価なパッケージとしてリリース予定の製品とのことだ。発売時期は来年春を予定しており、価格は20万前後(保守費用別)となる予定だそうだ。
ところで、時代はクラウドサービスが主流となりつつあるが、「Smash」はなぜクラウドによるサービスではなく、パッケージとしたのだろうか。同社のNnoVa事業部 松原弘治氏によれば、「クラウド化の検討は行われていますが、現状で中小規模企業のお客様のニーズは安価であることだったので、パッケージにしています。クラウド化した場合、ログ用のストレージをどうするかといった、いろいろな要因でコストダウンになるとは限らないこともあります。」とのことだった。
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