外出先での買い物、スマホで商品を調べる人は7割近くに……博報堂DYHD調べ
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調査期間は8月24~26日で、全国の高校生~69歳男女のスマートフォンユーザー1,000名から回答を得た。前回(第2回調査、2012年5月実施)と比較すると、スマートフォンの普及がさらに進んでいること、O2O(オンライン・ツー・オフライン)の“行動ハブ”として機能し、リアルの消費をこれまで以上に充実させていることなどが明らかとなったとしている。
それによると、まず、外出先での買い物時、スマートフォンを使って店頭の商品・サービスを調べる人は67%にのぼり、約5~6割の人がソーシャルメディア上でのクチコミや、ユーザー評価を確認していることが判明した。最低価格を調べる人は44%、クーポンを探すという人は39%、買い物時にスマートフォンを利用することで満足度が高まると答えた人は、46%となった。
対象としては、家電・AV、パソコン・周辺機器、食品・飲料などが特に検索される傾向にあった。小売チャンネル別にみると、「家電量販店」「スーパー」「コンビニ」の順にスマートフォン利用率が高かった。また、外出先で、スマホを利用して店頭の商品を調べることで買い物の満足度が高まったと答えた人は、全体の4割強。女性、30代以下で特に高い傾向にあった。
また外出先で、スマートフォンの機能を活用して、これから訪れる飲食店を検索する人はスマートフォンユーザーの63%にのぼった。さらに、5割以上の人が実際にスマートフォンのGPS・地図機能を使って来店したり、オンラインクーポンを利用していた。外出先でスマートフォンを通してソーシャルメディアでチェックインすると回答した人は14%、ソーシャルメディアに書き込む人は22%という結果となった。さらに、 外出時にスマートフォンを活用することで外食の満足度が高まったという人は42%にのぼり、「スマートフォンが“外食の現場”を充実させている」と、同社では分析している。
《冨岡晶》
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