KDDI、au Wi-Fi品質向上のため4G LTEスマホに「EAP認証」導入
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「EAP(Extensible Authentication Protocol)認証」は、利用機器やユーザーを認証するプロトコル(認証方式)の1つで、これにより、「au Wi-Fi SPOT」のエリアに移動した場合、LTE(または3G)からWi-Fiへの切替時間を大幅に短縮できるとのこと。Wi-Fiマークが点灯すると同時に通信が可能になるという。なおEAP認証で接続するWi-FiネットワークのSSIDは「au_Wi-Fi2」となる。
またKDDIでは、さまざまなau Wi-Fiの品質向上の取り組みを実施しており、これまで歩行中などで複数のWi-Fi電波を頻繁に受信してしまい、通信ができなくなる症状に対して、「au Wi-Fi接続ツール」やアクセスポイントのチューニングを行うことで症状の緩和を図っているとしている。
たとえば電波の強さに応じて、Wi-Fiと3Gの通信を自動で切り替える技術を、Android搭載スマートフォンに導入(au Wi-Fi 接続ツールに搭載)したことで、3GとWi-Fiの切替操作が不要なだけでなく、Wi-Fiスポットと3Gエリアの間で通信ができない状態を解消可能としている。またWi-Fiアクセスポイントから電波が届く距離を調整をすることで、「Wi-Fi電波をキャッチしているが、Wi-Fi通信が利用できない問題」も解消しているとのこと。
《冨岡晶》
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