約7割の保護者が子どもの生後6か月歳までに読み聞かせをスタート 公文調査
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同社は、全国のミーテ会員を対象に「家庭での読み聞かせ」についてWebアンケート調査を実施。調査期間は2012年9月4日〜18日、回答件数は2,110件。
「お子様が何歳から読み聞かせをはじめましたか」という質問では、68%が生後6か月歳までに読み聞かせをスタートしていると回答。その理由として、「言葉は通じなくても、語りかけたり、声を聞かせたりして、子どもを安心させたいから。パパとのコミュニケーションにも」といった意見があげられた。
読み聞かせを楽しむコツや工夫については、「読み方」「環境」「子どもをよく見る」の3つがポイントであることがわかった。読む時の工夫は、「絵本に出ている動物、キャラクターと同様のぬいぐるみがあれば、一緒に参加させながら読んでいます」(3歳 男の子のパパ)といった意見、環境面の工夫として、「定期的に図書館に行って、半分は新しい本、もう半分は娘の反応が良かった本を借りるなどして、メリハリをつけています」(1歳11か月 女の子のママ)といった意見があがった。その他に、「子どもが今どこに興味があるのか、目線などを見ています。生活の中で、絵本に出てくるフレーズや子どもが興味を示したものを見た時には声をかけるようにしています」(0歳3か月 女の子のママ)など、家庭での読み聞かせを楽しく継続していくためのさまざまなアイデアが報告されている。
読み聞かせの目的についての質問では、「子どもの心を育てるため」が94%、次いで「絵本からいろいろな世界を知ってほしい」という回答が90.7%と多かった。読み聞かせる頻度は、半数以上の51.4%が「ほぼ毎日」と回答。読み聞かせをしてよかったことは「子どもの成長に気づく機会が増えた」(81.1%)、「親子のふれあいやコミュニケーションが深まった」(90.7%)という回答が多かった。
育児や読み聞かせした内容をパソコンやスマートフォンなどで「記録している」と回答した人は83.7%。記録を付けてよかったと思うことは、「自分がどのくらい子どもに関われているか、ちょっとしたバロメーターになっています。読み聞かせが少ない日が続いた時には、あまり遊んであげていないな、とちょっと反省して、家事を後回しにして子どもと接する時間をもつように心がけています」(0歳5か月 男の子のママ)といった意見があげられた。
公文調査、約7割の保護者が子どもの生後6か月歳までに読み聞かせをスタート
《楠原 恵子》
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