日本HP、ビジネス向け堅牢17.3型「HP EliteBook 8770w Mobile Workstation」
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「HP EliteBook 8770w」はCPU、メモリなどスペック違いで2機種をラインナップ。上位のクアッドコアモデルは、CPUがCore i7-3820QM(2.7GHz)、メモリが16GB、GPUがQuadro K4000M(4GB)、光学ドライブがBDドライブとなっていて、価格は367,500円。下位のデュアルコアモデルは、CPUがCore i5-3360M(2.8GHz)、メモリ8GB、GPUがQuadro K3000M(2GB)、DVDスーパーマルチドライブとなっていて、価格は210,000円。ストレージの500GB HDD＋24GB SSDは共通する。
同製品は、ハニカム構造のマグネシウム合金シャーシと、スピンフィニッシュを施したアルミニウム製トップカバーを組み合わせ、高い耐久性を実現。液体の浸入を防ぐ「スピルレジスタントキーボード」などを採用し、米軍調達基準（MIL-STD-810G）のテストをパスした堅牢性を備える。
また、TPM1.2セキュリティチップと指紋認証センサーを標準搭載し、HDDをまるごと暗号化する「Drive Encryption」、接続デバイスのアクセス制限が行える「Device Access Manager」など多彩なセキュリティ機能を一元化した「HP Protect Tools」をプリインストールしている。
OSはWindows 7 Professional(64bit)だが、Windows 8 Proライセンスが付属。液晶ディスプレイは17.3インチフルHD(1,920×1,080ピクセル/最大1,677万色)、LEDバックライト搭載。インターフェイスは、ExpressCard/54スロット、SDカードスロット、スマートカードリーダ、USB 3.0×2、USB 2.0×2、eSATA/USB 2.0コンボポート×1、IEEE 1394、DisplayPort、ミニD-Sub15ピンなど、ワイヤレスはIEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0+EDRなどに対応する。
本体サイズは幅416.5mm×奥行272.7mm×高さ37.4mm(最薄部、突起部含まず)、重量は3.6kg（リチウムイオンバッテリ搭載時）。バッテリ駆動時間は最大約5.5時間。日本HPでは、金融、メカニカルCAD、デジタルメディア＆エンターテインメント、医療などの業務に向いているとしている。
《関口賢》
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