オールアバウト、電子書店「All About Books」開設……電子書籍事業に本格参入
ブロードバンド
ウェブ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
電子書店「BookLive!」も独自端末発売へ……WiMAX搭載、通信無料の「Lideo」発表
-
東芝、7型電子書籍リーダー「BookPlace DB50」を値下げ

電子書店「All About Books」では、第一弾として、収納ガイド・すはらひろこ氏をはじめ総合情報サイト「All About」で活躍する生活・家事ジャンルの人気ガイド4名と、All About編集部による日常生活の各方面で役立つ作品10タイトルを発売する。コンテンツフォーマットは「EPUB3.0」。電子書籍ASPサービス「BCCKS(ブックス)」を活用しており、電子書籍の購入、端末での閲覧にはBCCKSへの会員登録(無料)が必要となっている。
また、一般ユーザーへの販売だけでなく、他の電子書店やWEBサービス運営会社への卸売(ホールセール)も開始する。電子書籍事業を立ち上げる際、売上を出版社・取次店・書店それぞれが分配する「エージェンシー(レベニューシェア)モデル」が日本の電子書籍業界における従来の商習慣だが、卸売した書店側に販売価格の決定権がある、年契約での「ホールセールモデル」を採用する。これにより、他の電子書店やWEBサービス会社は、月額定額制での読み放題モデルや端末バンドル販売といった、新たな電子書籍関連サービスを独自に展開可能となる見込みだ。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/