インターネットバンキングに関わる被害・危険、5人に1人が経験あり……JNB調べ
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まず、「インターネットバンキングに関わる被害にあったことがあるか」を質問すると、「預金の不正出金」0.9%、「口座情報・個人情報の流出」4.9%といった“実際の被害”、「フィッシングメールの受信」9.3%、「スパイウェアへの感染」6.4%など、“被害の前段階である危険”を合わせ、19.4%の人が危険を経験していた。また、8割以上の人が、“インターネットバンキングに関する犯罪被害”が拡大していることを認知していた。
次に「インターネットバンキング全体のセキュリティに不安を感じるか」を質問すると、「感じる」14.5%、「どちらかといえば感じる」45.2%と、約6割が不安を感じていた。「ふだんジャパンネット銀行でインターネット取引をする際、セキュリティについて不安を感じることがあるか」を質問すると、「感じる」5.9%、「どちらかといえば感じる」24.7%と、約3割となった。
また「インターネットバンキングを利用するために銀行を選択する場合に重視すること」を質問すると、「セキュリティ」80.6%、「手数料」59.4%、「振り込みなど決済の利便性」53.3%の順となり、手数料や利便性よりもセキュリティを重要視する人が多い結果となった。
なお、「モバイル端末でインターネットバンキングを利用できること(モバイルバンキング)について便利だと思うかどうか」では、「便利だと思う」52.3%、「どちらかといえば便利だと思う」35.0%となった。一方、「バンキング専用アプリをインストールすることに不安を感じるか」では、「感じる」25.6%、「どちらかといえば感じる」41.6%と、不安感を抱いている人も多かった。
《冨岡晶》
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