富士通、動作推定技術を用いた愛犬歩数計「わんダント」発表……クラウド型でサービス提供
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
携帯電話の開発で培ったセンシング技術を応用した犬専用の歩数計「わんダント」を愛犬の首輪に装着することにより、歩数・震え(ぶるぶる動作)・温度変化のデータを自動で測定・蓄積することが可能。データはクラウド上に集約され、専用のWebサイトでグラフとして閲覧できるため、愛犬の活動状態が一目で分かるものとなっている。ペット業界では初の、本格的な犬専用の歩数計と、クラウドサービスとのこと。
3D加速度センサーと、犬の前脚の動きを検知し前脚の動く速さや脚の長さをベースに歩数測定する、動作推定技術を適用することにより、犬の歩数の自動カウントを実現した。「わんダント」の価格はオープンで、販売価格には1年分のクラウドサービス利用料が含まれる。2年目以降のサービス利用料は月額420円(税込)を予定。
「わんダント」に自動で測定・蓄積されたデータは、スマートフォンやパソコンを近づけるだけで、FeliCa通信により、データをクラウド上にアップロードできる。食事の量やうんちの状態、その日の体調などを専用Webサイトに記録する日記機能も搭載している。
富士通では、アニコム ホールディングスと日本獣医生命科学大学(左向敏紀教授)の協力のもと、ペットの行動および健康に関する共同研究を2013年1月より実施する予定。当社は、今後、これらの取り組みにより「わんダント」の機能・サービスを拡充する計画だ。
《冨岡晶》
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