相互マッチング型……就職活動サイト「JOBRASS」がグランドオープンへ
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「『JOBRASS新卒2014』でイチオシの機能」と、アイデム・JOBRASS運営グループの今井裕之さんがいうのが、企業が、会いたいと感じた学生に対し送る「選考オファー」だ。「JOBRASS新卒2014」は、学生と企業がよりマッチングしやすい、新しいスタイルの「相互マッチング型就職活動サイト」をめざす。
学生は学歴、志望、資格、経験、論文といった多様な項目から、自分らしさをアピールできる「就活プロフィール」を登録する。企業はこの「就活プロフィール」を見て、「選考オファー」を送付する。そして企業の情報も、一般的な新卒就職活動サイトより多くのデータ量を網羅した「企業プロフィール」を閲覧できる。このため、お互いがより正確な理解のもとでアプローチできる。
「就活プロフィール」は、学歴や資格などの基本データに加え、作品や論文、希望する業界や志望動機などを学生が企業にアピールすることができる。いっぽう「企業プロフィール」は、企業理念や社風、CSRなどの基本データに加え、経営情報グラフや企業ブログ、フォトギャラリーなどの企業データを掲載できる。
「従来の就職活動サイトは、学生が希望の1社にたどりつくまで、手間がかかりました」(今井さん)
グランドオープンで追加される機能は「企業検索」と「求人検索」。「企業検索」では、登録企業会員約3000社の中から、企業理念や社風などの企業固有の情報および売上高や従業員の年代別平均年収などの客観的な企業情報をもとに、自分の働きたい企業を検索することができる。「求人検索」では、職種や詳細な仕事内容、待遇、教育制度などを公開する。
さらに学生は、「就活プロフィール」を登録しておくと、企業から「選考オファー」を受け取ることができ、説明会や面接予約が優遇される可能性もある。「『選考オファー』が一次選考の代わりになるかも知れません」(今井さん)。面接選考では、履歴書やエントリーシート以外にも、登録した「就活プロフィール」が話の糸口となり、自分の希望やパーソナリティを伝えやすくなる。
「JOBRASS新卒2014」には、エージェント(紹介)サービスもある。学生の就活プロフィールや希望条件に合う企業を、エージェントが紹介してくれるサービスだ。その後の選考ステップもサポートす。学生の自己分析、書類作成、面接対策など、選任のキャリアアドバイザーが、内定獲得まで導いてくれる。
《高木啓》
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