NEC、グループ全社11万人に共通の情報共有基盤を導入……日本MSとノウハウを拡販
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
GISPは、NECの国内外のグループ会社で個別に整備していた情報システムをグローバルに標準化・一元化し、全社員のID認証、メール、スケジュール管理、ポータル作成、文書等ファイル共有、電話やWeb会議などのコミュニケーションや情報共有(コラボレーション)、在席状況管理などの機能を実現する総合的な情報共有基盤となっている。PCのみならずスマートフォンやタブレットなどを活用し、移動中・外出中でも必要な情報や人にすばやくアクセスできる環境を整備しており、BYOD(私物端末の業務利用)も可能。さらに2010年秋から稼働を開始した統合基幹システム(販売・経理・購買)、グローバル統合SCM、海外CRMシステムとも連携する。
NECでは、日本マイクロソフトの技術協力により、2012年度よりGISPの実証評価を行ってきており、2013年度第一四半期よりNEC本体での本格稼働を開始。海外含むグローバル全社へ順次展開、2014年度上期中には導入を完了する予定。
合わせてNECは、自社導入で培ったシステム構築ノウハウと独自の付加機能を、2012年4月に発表した「ワークスタイル変革ソリューション」に盛り込むことにより強化し、主にグローバル事業展開を行う企業に対して提供する計画だ。今後NECと日本マイクロソフトは、両社共同で本ソリューションの強化開発やマーケティング、企業への提案などを推進するとのこと。
《冨岡晶》
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