【東コレ2013SS】雑多な要素をDUBセンスな東京”フレイバー”MIXで仕上げた「ファセッタズム」
エンタメ
フォトレポート
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
日本郵便×キヤノン、写真年賀状で日本を笑顔にするプロジェクト……全国各地の地元色溢れるCMをオンエア
-
「全国小・中学生学力カップ2013」約600会場で全国一斉開催 6月9日

矢のように落とされた光柱の中にレディースモデルが佇む中、メンズからランウエイは始まった。オープニングはダークトーンの光沢素材、ロング丈のトップスとショーツや腰布とのバランス感、得意のボーダーやプリントアイテムとのレイヤードなど雑多な要素をミックスしたルックが登場。
レディースもメンズと同様のテイストにシースルー、レースなどフェミニンさをプラスした他、スタイリングポイントを高めに置いたルックが目立った。例えばバストラインでは、フリルで切り替えたり、ブラトップをスタイリング。ウエストラインではベルトでマークしたり、ハイウエストのスカートやパンツが見られた。また、フロントをカットオフしたトレンチやバッスルのようにバックにボリュームを持たせたラッフルスカートなどバックスタイルにもポイントを置いたアイテムが登場した。
テーマは「FLAVOR(フレイバー)」。「色やテキスタイル、クラシックとモダンをクロスオーバーさせ、ブランドらしいフレイバーでまとめ上げ、新しい感覚を生み出せたら」とデザイナーの落合宏理。
ショーのオープニング音楽は、ジョン・ライドンがセックスピストルズを解散後結成したバンドPiLで、80年代に入って最初にレコーディングし、80sDUBの先駆けとなった「フラワーズ・オブ・ロマンス」。アンダーカバーのショップなどでも見かけるポストPUNKのアイコン的アルバムでもあり、今回のコレクションとベストマッチ。東京のストリート感を受け継ぐブランドでファッションウィークは幕を開けた。
《編集部》
特集
この記事の写真
/