忘年会シーズン到来!酔い覚ましに飲む意外な飲み物とは?
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20代から60代の男女合わせて1,000人に対して、酒の酔い覚ましに飲んだことがある飲み物(複数回答可)について聞いたところ、1位が「お茶飲料(57.5パーセント)」、2位は「水・ミネラルウォーター(56.9パーセント)」、3位が「コーヒー飲料(29.9パーセント)」、4位に「スポーツ・機能性飲料(28.4パーセント)」、5位に「トマトジュース(15.6パーセント)」という結果になった。トマトジュースは、60代男性において、最も高い約3割にあたる29.3パーセント、次いで60代女性24.7パーセント、50代女性24.1パーセントの人が、酔い覚ましにトマトジュースを飲んだことがあると回答し、最も低い20代男性5.6パーセントと比べて高い値を示した。
カゴメは5月に、アサヒグループホールディングスとの共同研究にて、ヒトにおいてトマトジュース缶(約160ml)3本と焼酎甲類ストレート約100mlの同時摂取試験を適正飲酒量にて実施したところ、トマトジュースを飲んでいない場合と比較して、血液中のアルコール濃度が顕著に低下することを確認した。本研究結果は、5月に宮城で行われた第66回日本栄養・食糧学会大会で発表している。
トマトジュースやトマトは、生活習慣病の原因となる活性酸素を消去することに加え、近年では上述のアルコール代謝促進や、運動疲労軽減、美肌効果、更に花粉症や、男性不妊の改善などの効果も期待できることが、研究により明らかになっているという。
《浦和 武蔵》
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