架空企業コラボティクスが未来の乗り物「キュリモ」発表……評価・提案をネットで募集
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「Curimo(キュリモ)」は、“架空企業コラボティクス社が、ロボット技術を応用したパートナー型パーソナルモビリティ(1人乗り移動機器)として開発し、2028年に発売する”という設定の製品だ。“Curious Engine”という仕組みが搭載されており、これがCurimoがどんどん新しい好奇心を持ち、オーナーを連れだそうとする原動力になるという。ロボット技術を応用することで、人工物に対する人の共感力を引き出し、そのことを通して、ユーザーの好奇心や行動を動機付け、より活動的な生活スタイルの習慣化を支援する、これまでにない新たなロボットやモビリティの姿を提案している。
今回の研究企画は、製品とサービスの概要や魅力を、架空の製品や企業のWebサイトを通してプロトタイプ化し、そのプロトタイプを用いて未来の生活像を提示するとともに、内容についての評価やさらなる提案を一般から募集するというもの。プロトタイピングサイトでは、一般の生活者にその購入や利用の場面を実感をともなって提示するとともに、そこに描かれた構想の評価や改善につながる意見やアイデアを募集する。この未来シナリオを前提として、これからの社会におけるロボット技術の意義や、その研究や応用から誕生するサービスやビジネスのイノベーションの可能性について議論が始まるきっかけとなることを期待しているとのこと。実施期間は12月10日~12月31日。
《冨岡晶》
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