糸編家ジュンジュンの作品を展示 12月25日まで
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その繊細な作品はレース糸をかぎ針で編み上げていくクロッシェというスタイルで作られている。使用しているかぎ針は0.45mmから0.4mmと通常よりかなり細め。そのかぎ針を使用してほぼ1本の糸で一つの作品を編み上げていく。糸はすべてジュンジュン自身が染料を調合して染めたもの。そのため、同じ色は二度と出せないという。デザイン画は描かず、編みながらデザインを形成していくため、1点1点違う表情をした作品が楽しめる。
人気の野菜シリーズに加え、今回はウエディングシリーズも販売。ジュンジュン自身がこだわり抜いて選んだオフホワイトの糸には「2人の絆=糸が切れないように」という思いをこめて、1カ月を掛けて一つの作品を編み上げている。パールをレース糸で包んで編み込んだネックレスやピアスなど、個性的なウエディングアイテムがそろう。オーダーも可能で、5、6カ月前に発注すれば、オリジナルのアクセサリーを晴れの日に身にまとうことができる。
2002年にブランドchico、motherにてレース編みのアクセサリー制作に携わり、2006年にはアートディレクター・フクシママキ氏と編み物チーム「knot」を結成。展覧会や様々なアーティストとのコラボレーションを行い注目を集めてきた。2010年より「ジュンジュンjungjung」として独りで活動再開。昨年1年間は個展は開かず、受けたオーダー品作りに専念。今回のイベントは彼女の作品を一堂に楽しむことができる、久しぶりの展示・販売となる。
【イベント情報】
デザインパーク
会期:2012年12月25日(火)まで
場所:伊勢丹新宿店本館3階=イーストパーク/デザインパーク内
1本の糸で紡がれるアートピース。糸編家ジュンジュンの作品がイセタンデザインパークに登場
《編集部》
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