教育水準は文京区、公立校の質は千代田区…東京子育てランキング
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同調査は、東京都内の対象市区(都内20区と都下19市部)に1年以上継続して居住している、20~49歳のファミリー層男女を対象に、10月12日~10月15日、インターネット調査を行い、1,794の有効回答を得た。
東京都内でもっとも子育て世帯の生活実感値の高い市区は「武蔵野市」であった。ほぼすべての評価項目において全体平均を大きく上回る高評価を獲得し、特に「公園・図書館・児童館などの施設の充実」や「保育園の充実」「環境のよさ」で高い評価を得ている。次いで、2位「品川区」、3位「杉並区」、4位「千代田区」、5位「文京区」が続いた。
教育関連カテゴリのトップ3をみると、市区政の子育て・教育サポート制度は、1位「品川区」、2位「江戸川区」、3位「武蔵野市」。公立学校の質は、1位「千代田区」、2位「文京区」、3位「杉並区」。地域教育水準の高さは、1位「文京区」、2位「武蔵野市」、3位「千代田区」がランクインした。小学校入学以降の教育関連は、23区内では「文京区」「千代田区」「杉並区」の評価が特に高い傾向がみられる。
また、総合評価では11位以下だが、特定のカテゴリではトップ3にランクインしている市区もある。江戸川区は「市区政の子育て・教育サポート制度」「公園・図書館・児童館などの施設の充実」「幼稚園や学校の充実」といった子育ての公的サポートや公的設備に関する項目で高評価を得ている。豊島区は「交通の利便性」「買い物環境の充実」といった日常の生活利便性に関わる項目で高評価を得ている。台東区は「住民の温かさや地域のイベント」でトップにランクインしている。
《工藤 めぐみ》
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