【PRESSブログ】アートフェアとブランド
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しばしお付き合いください。
少し前のインターナショナルヘラルドトリビューン(INTERNATIONAL HERALD TRIBUNE)紙に、アートがファッショナブルになりつつある....というスージー・メンケス(Suzy Menkes、英ファッションジャーナリスト)の記事がありました。
ここでは、特に売買を主な目的としたアートフェアに特定して、アート業界とファッション業界の”ウインウイン”な関係が紹介されています。アート業界は、ファッション業界のアクターを上手く取り入れながら、顧客の拡大を図る。他方で、ファッションブランドはアートフェアをプロモーションの場として活用する、という内容です。
「純粋なアート」という見地からは、これは「邪道」なのかもしれないけれども、売買が促進されるという意味で、”ウイン”な関係と言えると思います。
振り返って、東京の場合はどうでしょう。アートフェア東京やG-Tokyoがあるけれど・・・。特にフェアへの来場者は多いのに、そうそうファッショナブルな人を見掛けないし、そこでの大規模なポップアップイベントも見掛けない。去年の東京アートフェアではソマルタがJFWとのコラボレーションでブースを出していましたが、作品を発表するにとどまっていました。ブランドがアートの力を借りて、ブランドイメージをプロモートする、というところまでは行っていません。
欧米のアートフェアと比較するには、フェアの規模も考慮するべきだと思いますが、今後の東京のアートフェアも欧米のように発展してくれれば、と期待するばかりです。
《Maya Junqueira》
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