W3C、HTML5の仕様策定を完了……HTML 5.1およびCanvas2D, Level 2の第一草案も発表
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      安定的、機能的に完成した仕様として、各企業やデベロッパーが実装やプランニングに向け活用できることを示すもので、W3C HTML Working Groupでは、現在のHTML5の実装を分析し、テスト開発の優先順位を定めテストに取り組み、2014年中旬に実装フェーズを終了する計画だ。今後は、Candidate Recommendation(勧告候補)を経て、W3C標準としての段階に移行、最終的なHTML5勧告の公開後には、W3CのPatent Policyに基づき、ロイヤリティフリーとして公開されする。
またW3Cは同日、標準化の次のラウンドを視野に入れたHTML 5.1およびCanvas2D, Level 2の第一草案も発表している。今後W3Cコミュニティは、既存のHTML機能に加え、ビルトインHTML5アクセシビリティ、レスポンシブイメージ、およびアダプティブストリーミングを補完するための拡張機能など、新たな機能の開発を継続して強化していく方針となっている。
最近実施された4000人以上のデベロッパーに対するKendo UI調査によると、63%超が「HTML5を積極的に開発している」という旨を示しているとのこと。しかし、同調査では、「ブラウザフラグメンテーション」は、テクノロジーの使用によるコストと複雑性が増加するため、依然としてデベロッパーの懸念事項となっていることも示されているという。
《冨岡晶》
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