『価格.com』が実店舗の店頭価格を掲載……O2O | RBB TODAY

『価格.com』が実店舗の店頭価格を掲載……O2O

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 カカクコムは、同社が運営する購買支援サイト『価格.com』において、実店舗の販売情報を提供開始した。ネット通販の販売情報に加え、近隣店舗における店頭価格、在庫状況も入手できるようにすることで、ユーザーの購買検討における利便性向上を図る。

 カカクコムによると、時間や場所を問わずインターネットにアクセスできるスマートフォンの普及により、事前に情報を調べてから実店舗へ来店する消費者が増え、オンラインの情報がオフラインの購買行動に影響を与える、通称「O2O(Online to Offline)」と呼ばれる現象が加速している。

 『価格.com』においても、ユーザーがクチコミ掲示板で実店舗の販売情報を活発に交換し合ったり、ネットで情報収集後に店頭購入するユーザーも多い(※)ことから、「O2O」への対応強化の一環として、実店舗の販売情報を掲載開始する。

 カカクコムが2011年6月に実施した『価格.com』ユーザーへの購買行動調査によると、『価格.com』で情報収集後に製品を購入した人のうち、約6割が店頭で購入した経験を持つと回答 している。今後ユーザーは、店頭で実物を確認したり、店員のアドバイスも聞いてから購入したいときや、とにかくすぐに商品を手に入れたいときなど、様々なシーンで『価格.com』を活用できる。

 当初は、PC、家電、カメラ、ゲーム、カー用品、コンタクトレンズカテゴリにおいて、量販店や専門店などを中心に約400店舗の情報を掲載し、順次、ジャンルやエリア、店舗数を拡大していく。

《高木啓》

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