【エコプロダクツ 2012】東芝のスマート忍者
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「スマート忍者」では、会場のカメラで撮影した来場者の画像が“忍者アバター”となって大画面のモニターに登場する。忍者アバターの歩く街には太陽光や風力発電システムなどが描かれていて、楽しみながらスマートコミュニティを表現した“自然と共生する忍者の世界”を体験できる。
展示関係者によると、忍者は“エコ”な生き方をしていた人たちであり、かつ「日本の象徴」という意味でキャラクターに起用されたとのこと。今年4月にニューヨークで開催されたイベント『Earth Day NY 2012』でデビューし、好評だったそうだ。
こうしたコンテンツはその場で楽しむだけで終わってしまうものが多いが、この「スマート忍者」は会場で撮った記念写真がウェブサイトに掲載され、ダウンロードしたりFacebookでシェアすることも可能。忍者アバターが登場するイベント会場と同じ世界がイベント後も楽しめる。
「スマート街絵巻」は、スマートコミュニティの街並みが緻密に描かれ、モニター上に降りてくる5つの漢字に触れようとすると、その時々の常に変化している「街」の状況に合わせて環境が整備されるという、デジタルアート作品。
たとえば「通」は交通を表す漢字で、交通渋滞が起きている時にこの文字に触れると渋滞が緩和。「医」はヘルスケアITを表す漢字で、触れると病院と家庭がつながり、ITを使った遠隔医療を模した画面へと変わる。「電」はエネルギー、「雲」はクラウド、「水」は水循環を表している。
《高木啓》
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