『インポッシブル』日本公開決定……スマトラ島沖地震での実話［動画］

　リアリティ溢れる描写から日本公開が危ぶまれた映画『THE IMPOSSIBLE』。その公開が2013年に決定し、邦題が『インポッシブル』に決定した。2004年のスマトラ島沖地震に遭遇し、離れ離れになりながらも再会を信じて生き抜いたある家族と、彼らを取り巻く人々を描いた実話。

　ナオミ・ワッツとユアン・マクレガーを主演に、スペインの偉才J. A. バヨナ監督がメガホンをとった。10月に公開したスペインでは、同日公開だった『007 スカイフォール』を興収で破り、その後5週連続の第1位獲得。さらに歴代興収でも『アバター』に次ぐ第2位（第3位は『タイタニック』）となった。

　フランス、タイなどでもヒットを記録。そしてゴールデン・グローブ賞ドラマ部門での主演女優賞（ワッツ）ノミネートを始め、アカデミー賞の前哨戦となる各映画批評家協会賞でも、作品、監督、俳優、撮影賞でノミネートされている。

　全米公開は12月21日、そして日本では2013年公開となる。

＜ストーリー＞　 2004年末。マリア（演：ワッツ）とヘンリー（演：マクレガー）の夫婦は3人の息子を連れタイのバカンスを楽しんでいた。しかしクリスマスの翌日、大災害に見舞われる。離ればなれになった家族は、必ず再会できると信じ、それぞれの一歩を踏み出し始める。

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