由紀さおり、紅白はアメリカから生中継――ジャズ生演奏で43年ぶりにデビュー曲披露
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米国iTunesジャズチャートで1位となるなど世界的ヒットとなったアルバム「1969」(2011年10月発売)で共演した同バンドと、紅白の舞台で再び共演することが決まった由紀。同アルバムにも収録された自身のデビュー曲「夜明けのスキャット」を、洗練されたサウンドに定評のある同バンドの生演奏をバックに披露する。
由紀の紅白出場は、姉の安田祥子とともに喜納昌吉の代表曲「花~すべての人の心に花を~」を歌った第52回(2001年)以来、11年ぶり。単独では童謡「赤とんぼ~どこかに帰ろう」を歌った第43回(1992年)以来、20年ぶりだが、童謡ではなく歌謡曲を披露するのは「トーキョー・バビロン」を歌った第29回(1978年)以来、実に34年ぶりとなる。歌謡曲歌手として久しぶりの紅白出場に由紀は、「この大きな舞台に帰ってくることができ心より嬉しく思っています」とコメント。また、紅白では43年ぶりに歌うデビュー曲を同バンドとともに披露することについて、「驚くべきことですし、嬉しいことでもあります。しかもアルバム『1969』をコラボレーションしたピンク・マルティーニさんと一緒に彼らのホームグラウンドであるオレゴン州ポートランドからの生中継。まるで夢のようです。一人でも多くの皆さまの心に届くよう、精一杯心をこめて歌わせていただきます」と、感慨深げにコメントしている。
なお、中継はポートランドのランドマークとして親しまれているアーリン・シュニッツァー・コンサート・ホールから行われる予定だ。
第63回NHK紅白歌合戦は、12月31日午後7時15分~11時45分放送。
《花》
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