龍谷大が京町家を活用した新キャンパスを2013年4月開設
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深草町家キャンパスとなる建築物は、1861(文久元)年に建てられた築151年の町家で、母屋、離れ、中庭、土蔵などで構成する。母屋は、2階の天井が低い厨子(つし)2階建て、延べ床面積247.89平方メートル。出格子、通り庇(ひさし)、虫籠(むしこ)窓など、伝統的な京町家の特徴を備えている。
空き家になっていた町家を同大が借り上げ、改変された外観を修復するとともに、痛んだ部分の修繕、屋根の軽量化など耐震性能の向上、消火器や自動火災警報設備の設置など、改修を行う。
建築基準法の適用除外規定を活用した全国初の条例で、4月に施行された「京都市伝統的な木造建築物の保存及び活用に関する条例」の適用第1号として、保存建築物に登録され、12月25日には登録証書交付式も開かれた。
大学では、通常のゼミ教室としての利用をはじめ、卒業論文パネル展示会場、フィールドワーク系科目の実習教室、茶道や華道など実技科目や体験授業の教室などとしての利用を見込んでいる。また、地域連携拠点として、地域住民との協働企画や交流活動の場にも活用していきたい考えだ。
《奥山 直美》
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