映画『リンカーン』予告編、スピルバーグ監督が特別メッセージ | RBB TODAY

映画『リンカーン』予告編、スピルバーグ監督が特別メッセージ

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『リンカーン』 (C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO., LLC
『リンカーン』 (C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO., LLC 全 5 枚
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 国を二分する争いの中で世界の未来を変えたリーダー。スティーブン・スピルバーグ監督がダニエル・デイ=ルイスを主演に迎え、アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンの実像に迫る、巨編映画『リンカーン』は2013年4月に日本公開の予定だ。

 構想・製作に12年を費やし、「本当に撮りたかった」とスピルバーグはいう。リンカーン大統領は、“すべての人間は自由であるべき”という信念と、その理想が引き起こした南北戦争との狭間に立たされながらも、その後の人類の未来を変える偉業を成し遂げた人物だ。

 全米ではすでに興行収入1億ドルを突破、第70回ゴールデン・グローブ賞では、映画ドラマ部門で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、作曲賞の最多7部門ノミネートされている。

 スピルバーグは、「『リンカーン』が遂に完成しました。これは、史上“最も愛されたリーダー”の知られざる物語です。リンカーンの人生には、今の日本と世界中に人に知って欲しいメッセージが詰まっています。国を二分する激しい争いの中で、情熱的な理想と冷静な知略を持つリーダーが行なった、世界の未来を変える決断とは……」と自信作をPRしている。

 印象的な容姿のリンカーンに成りきったのはダニエル・デイ=ルイス。サリー・フィールドがリンカーンの妻メアリー・トッドに扮する。脚本はトニー・クシュナー。2013年4月19日、TOHO シネマズ日劇ほか日本全国で公開。

<ストーリー> すべての人が自由であるための道を拓くために米国憲法修正第十三条を議会で通過させて、南北戦争をどのように終結させるか---。若者を死地に送る痛みに苛まれながらも、人間の自由を確立しなければならない。葛藤を繰り返しながら、リンカーンは不屈の闘志を駆使する。リンカーンの、理想を貫くためにさまざまな策も厭わない現実主義者的な一面、妻や子供との葛藤なども、浮き彫りにされる。

《高木啓》

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