風邪の予防にもっとも効果があるのは「手洗い」…医師アンケート
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このアンケートの調査期間は11月28日(水)から12月4日(火)、回答者は3,147人。同サイト内で会員となっている医師が、一般的に予防法とされている「手洗い」「うがい」「マスク」「加湿器・空気清浄器」の4つの中から、もっとも効果的であると考えるものを選び、その理由を記入するという方法で行われた。
第1位は「手洗い」で43.0%を占めた。次いで、「うがい」(24.7%)、「マスク」(23.7%)、「加湿器・空気清浄器」(8.6%)が続いた。
「手洗い」を効果があると思う理由として、「手洗いはすべての感染症予防の基本」「触れたものが口から入るから」など、その根幹である手を清潔にすることを求める意見が多くみられた。また、「飛沫感染で最初に感染経路となるのは、口腔内」「喉や口腔内の湿度を高めておくことが予防になる」として「うがい」を推す意見や、「うがいでは鼻腔、上咽頭、咽頭を洗えないのでマスクが有効」といった意見があがっていた。もっとも少なかった「加湿器・空気清浄器」は、乾燥が感染機会を増やすということもあり、「手洗い・うがいもするが、環境整備として防御力アップになるのは加湿器」との意見もあった。
全回答者と一般内科のみを比較したところ、第1位の「手洗い」の割合はほぼ同じだったが、一般内科医は「うがい」より「マスク」の着用を重視する傾向がみられた。
《黄金崎 綾乃》
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