【美容家電特集】フェイシャルエステに特化した日立 最大のウリは「普段使いの化粧アイテムが使えること」(前編)
エンタメ
その他
注目記事

シェーバーやドライヤーにおいて20年以上の歴史がある日立が、イオンクレンジング器である「フェイスクリエ」を発売したのは2008年。現在も日立のビューティー分野はフェイシャルエステに特化した製品展開を行なっている。
久保氏によれば、「その中でも近年の主力となっているのは、“保湿サポート器”」だという。保湿サポート器とは、イオンクレンジング器に保湿ケアをプラスした製品のことだ。肌の毛穴汚れは、クレンジングとダブル洗顔をしてもなかなか落ちにくい。だからといって、汚れをそのままにしておくと毛穴がつまり、黒ずみや肌トラブルの原因になってしまう。また、乾燥も美容の大敵。肌の水分が失われると角質が剥がれ、肌荒れの元になる。日立の保湿サポート器「ハダクリエ クール」(CM-N1000)は、落としきれなかった汚れをキレイに落とし、その後肌にうるおいを浸透させ、毛穴もギュッと引き締めてくれるという。
エステといえば一般的に高額で、興味はあってもそんなに頻繁に通えるものじゃない。「日立のエステ家電は、自宅でも手軽に美容に関するケアをしてもらいたいという『おうちでエステ』をコンセプトにしています」そう須藤氏が話す通り、この「ハダクリエ クール」はこれまでエステに行くしかなかった美肌ケアを、毎日のお手入れの中で可能にしている。しかも、ユーザーにとってうれしい特徴がもうひとつ。「これも日立のエステ家電全般にいえることですが、普段お使いの化粧アイテムが使えるというのもウリのひとつです」(須藤氏)毎日使う化粧水などは、それぞれが肌にあったものを選んで使っているもの。こだわりがあるという人も多いだろう。それをそのまま使用でき、わざわざ専用の化粧品を買わずにすむということも、重要なポイントとなっている。
使い方は簡単。「ハダクリエ クール」に搭載されているモードは、残った汚れを落とす「クレンジング」、肌をほぐす「ミクロパッド」、保湿ケアする「モイストアップ」、毛穴を引き締める「クールエステ」の4つ。すべてをフルに行なったとしても約18分間の行程となっている。時間に余裕のない日のために、クレンジングと肌冷却のみなど、3~13分でできるカンタンコースが5種類用意されているので、生活スタイルに応じて使い分けが可能だ。
まずはクレンジングから。丸いヘッド部分に普段使っているコットンをセットし、化粧水を含ませたあと、化粧を落とした肌に当てて滑らせる。所要時間は5分で、時間が経つと自動停止し、スイッチを入れると自動的に次のモードに切り替わる仕組みになっているのも使いやすい。
次にコットンを外し、肌に化粧水を付けた後「ミクロパッドモード」に切り替え、ヘッド部分を肌に直接当てて滑らせていく。ヘッドは敏感肌の人でも使えるよう、金属アレルギーの起こりにくいチタンが採用されているという。また、肌の調子に合わせて強弱を変えることもできる。きめ細かい微振動と専用のパルス信号で、肌をほぐすようにパッティングし、保湿成分を肌により浸透しやすい状態にする。こちらも所要時間は5分。
「ミクロパッドモード」が終わったら「モイストアップモード」へ。新しいコットンをヘッド部分にセットし、化粧水を含ませた後に肌に当てて5分間滑らせ、化粧水を肌の角質層にまで浸透させていく。時間が経ちスイッチが切れた後は、自動で冷却が始まる。1分30秒後、冷却されたヘッド部分を肌に直接当て、鼻、頬、額などの毛穴が気になる部分に約1秒ずつパッティングしていくのが「クールエステ」。所要時間は1分半。
年齢が上がるにつれ、肌は下がり気味になっていく。肌が下がるとより毛穴が目立つようになってしまう。そんな年齢肌を引き締めることで目立たなくすることが期待できるのが、クールエステモードというわけだ。
(後編に続く)
《ダイエットクラブ編集部》
特集
この記事の写真
/