ソニー、空間光学式手ブレ補正搭載機を拡大……デジタルビデオカメラ6機種 | RBB TODAY

ソニー、空間光学式手ブレ補正搭載機を拡大……デジタルビデオカメラ6機種

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最上位モデルの「HDR-PJ790V」。レンズはカールツァイス「バリオ・ゾナーT*」
最上位モデルの「HDR-PJ790V」。レンズはカールツァイス「バリオ・ゾナーT*」 全 7 枚
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 ソニーは9日、デジタルビデオカメラ6機種を発表。上位モデルに限られていた空間光学式手ブレ補正機能を中級モデルにまで拡大するなど機能向上を図っている。

 発表された新機種のラインナップ/予想実売価格は以下のとおり。「HDR-PJ790V」/150,000円前後、「HDR-PJ630V」/110,000円前後、「HDR-CX630V」/100,000円前後、「HDR-CX430V」/85,000円前後、「HDR-PJ390」/75,000円前後、「HDR-CX390」/65,000円前後。発売は「HDR-CX430V」が1月25日で、残りのモデルは1月18日。

 全機種ともにスマートフォンなどへ動画を転送できるMP4記録方式に対応。「HDR-PJ790V」「HDR-PJ630V」「HDR-CX630V」「HDR-CX430V」の4機種には空間光学式手ブレ補正を搭載した。型番に「PJ」が入る機種にはプロジェクターが内蔵している。

 全機種に裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」と独自の高速画像処理エンジン「BIONZ」を搭載。高解像度と高感度・低ノイズを両立し、暗所でも高画質撮影が可能。内蔵プロジェクターの輝度を最大35ルーメンにまで向上させた。また、「HDR-PJ790V」「HDR-PJ630V」「HDR-CX630V」「HDR-CX430V」の4機種に高音質5.1chサラウンドサウンドマイクロホンを搭載した。

 最上位モデルの「HDR-PJ790V」は、1/2.88型のExmor R CMOSセンサーを搭載。有効画素数は動画で614万画素(16:9)、静止画で2,410万画素相当となる。レンズはカールツァイス「バリオ・ゾナーT*」、F値はF1.8-3.4、35mm換算の焦点距離は、動画/静止画共に26~260mm(16:9時)、31.8~318mm(4:3時)。ズームは光学10倍、デジタル120倍、エクステンデッド17倍。

 液晶は3.0型(16:9)で92.1万ピクセル、内蔵メディアは96GB、対応メディアはメモリースティックPROデュオ(MARK2)、メモリースティックPRO-HGデュオ、メモリースティック XC-HGデュオ、SD/SDHC/SDXC。本体サイズは幅74.2mm×高さ84.6mm×奥行137.5mm、重量は675g。連続撮影時間は約8時間5分(液晶画面切時)となっている。

 このほか、「HDR-PJ630V」「HDR-CX630V」「HDR-CX430V」は1/3.91型CMOS、「HDR-PJ390」「HDR-CX390」は1/5.8型CMOSを搭載。「HDR-PJ630V」「HDR-CX630V」は動画の有効画素数502万画素(16:9)、レンズはGレンズ、ズームは光学12倍、デジタル160倍、エクステンデッド20倍、内蔵メディアは64GB。「HDR-CX430V」は動画の有効画素数223万画素(16:9)、Gレンズ、ズームは光学30倍、デジタル350倍、エクステンデッド55倍、内蔵メディアは32GB。「HDR-PJ390」「HDR-CX390」は動画の有効画素数229万画素(16:9)、Gレンズ、ズームは光学30倍、デジタル350倍、エクステンデッド55倍、内蔵メディアは32GB。

《関口賢》

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