ERP・業務アプリ、自社開発に替わってパッケージ利用が進む……矢野経済研が予測
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
それによると、現在自社開発システムを利用している比率は、「財務・会計」分野が19.5%のほか、「人事・給与」13.1%、「販売管理」57.6%、「生産管理・SCM(加工組立製造業)」51.6%、「生産管理・SCM(プロセス製造業)」61.5%、「CRM・SFA」47.7%だった。会計、人事といったバックオフィス系システムは、業種や業態による業務の違いが小さくパッケージを導入しやすいため、自社開発システムの利用率が低いと見られる。
次に「次回システム更新・導入時に自社開発システムを利用するか」を尋ねると、「財務・会計」11.8%、「人事・給与」8.8%、「販売管理」31.6%、「生産管理・SCM(加工組立製造業)」20.0%、「生産管理・SCM(プロセス製造業)」30.7%、「CRM・SFA」21.1%となり、いずれも現在の利用率を下回った。特に、「販売管理」「生産管理・SCM」は、20~30ポイントの差異となっている。
この結果を受け、矢野経済研究所では、今後のシステム導入において、自社開発に替わってパッケージ利用が進むと予測している。
《冨岡晶》
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